電動キックボードの中でもスピードが出るものがほしいというあなたに、おすすめできる電動キックボードを一覧で紹介します。
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公道走行可で最速級の電動キックボードは?
ナンバープレートを取得可能で、公道を合法的に走行できる中で最高速度が高い電動キックボードを紹介します。
【38キロ】COSWHEEL MIRAI T
車両区分 | 原付一種 |
運転免許 | 原付一種 |
免許携帯 | 必要 |
ナンバー取得 | 必要 |
ヘルメット | 必要 |
愛知県のAcalie社の電動キックボードです。最高速度は時速38キロと、ナンバープレート取得可能な他の電動キックボードが軒並み30キロ程度の速度に抑えられている中では頭一つ飛び抜けて「速い」です。
速さの秘密はモーターにあります。通常、電動キックボードでは300W前後のモーターが採用されていますが、COSWHEEL MIRAI Tでは500Wと強力なモーターを搭載しており、パワーが違います。最高速度が高いのはもちろん、例えばショッピングモールの立体駐車場のスロープくらいの坂道を登れる登坂能力を持っています。
単に最高速度が高いだけでなく、前輪・後輪ともブレーキ性能が高いディスクブレーキを採用し、また前後サスペンションもそなえているので安定性・快適性の面でも十分なスペックを持っています。航続距離も標準バッテリーで30~40Kmと、電動キックボードとしては十分な航続距離です。
原付一種区分のモデルなので、原付バイク(一種)の免許があれば運転できます(普通自動車運転免許に付帯) 免許携帯必要、ナンバー取得が必要、ヘルメット着用義務もあります。
注意:公道での制限速度は30キロです
日本でナンバープレート取得可能、公道走行できる電動キックボードでパワーがあるものは「原付きバイク」と同じ扱いです。したがって、公道上での制限速度は30キロとなっています(原付一種相当の場合) そのため、日本国内で正規に流通している公道走行可能な電動キックボードは最高速度が30キロとなっているものが多いです。
30キロしか出してはいけないのなら、30キロ出れば十分とも言えますが、30キロで「快適に」巡航するなら30キロ以上出るスペックのものを選ぶ必要があります。フルパワーで走るよりも、余裕を持って走れる方が確実に快適です。
また、新設された特定小型原付規格の電動キックボードは最高速度が20Km/h、歩道上では6Km/hに制限されています。
公道走行不可で速い電動キックボード
私有地内でのみ利用できる中で、最高速度が高い電動キックボードを紹介します。製造元の信頼性がしっかりしているものだけを厳選して紹介します。
【30キロ】Ninebot Kickscooter E45
中国のスタートアップ企業、Ninebot社の電動キックボードです。Ninebotは日本でもよく知られているセグウェイを買収した企業です。
最高速度は30キロと、公道走行できない電動キックボードの中では最速級です。フロントにサスペンションをそなえており、私有地内のちょっとした移動には十分なスペックです(満充電で45Km走れる)
折りたたみも可能なので、車での移動も可能です。本体重量は16.4Kgと一般的な自転車と同等。
【25キロ】Ninebot Kickscooter G30L
最高速度25Km/hの電動キックボードです。モータ出力35W。
ブレーキを掛けて減速する際にエネルギーを回収する回生ブレーキをそなえており、アップダウンやストップアンドゴーが多い環境で威力を発揮します。ちなみに、電動キックボードでは軽量化・コスト削減のため回生ブレーキ機能が無いものが多いので、G30Lの特徴といえます。
本体重量は17.5Kg。折りたたみ可能で車への積み込みも可能なサイズ感です。
【25キロ】Ninebot Kickscooter E25
最高速度25Km/hの電動キックボードです。出力300Wのモーターを搭載しています。
出力はやや小さい(電動キックボードとしては平均的)ですが、必要十分なスペックと言えます。本体重量が14.4Kgと、この最高速度が出るモデルの中では比較的「軽量」なので車などに積み込んで持ち運ぶ機会が多い人に最適な電動キックボードと言えます。