電動キックボードは電車に手荷物として持ち込むことは出来るのか、具体的な方法と共に解説します。
電動キックボードは電車にも持ち込める
電車に持ち込めるサイズです
鉄道会社によって異なる場合がありますが、電車内に持ち込める「手荷物」のサイズ・重量には制限があります。JR西日本の場合、以下のように規定されています。
- タテ・ヨコ・高さの合計が250センチメートル(長さは2メートルまで)
- 重さ30Kgまで
多くの電動キックボードは、折りたたむと上記の要件を満たすことが出来ます。重量についても30Kgを超えるものはほとんど無く、特定小型規格であれば20Kg以下というモデルも多いので余裕を持って基準を満たすことが出来ます。
折りたたみは必要
例えば特定小型規格のBLAZE KICKBOARD EV Basicの場合、折りたたまない状態でのタテ・ヨコ・高さの合計が305cmです(カタログ値の単純合計) JR西日本の規定では250cmを超えるものを持ち込むことが出来ないので、サイズの規定に引っかかってしまいます。
ですが多くの電動キックボードは折りたたみが可能です。折りたたまない状態での高さは130cm程度ですが、折りたたみ時の高さは40cm前後なので、このサイズであれば持ち込みが可能です。
ホーム上や車両内で車輪が付いた乗り物をそのまま持ち込むと重大な事故の原因になりうるので、その点でも折りたたみが必要といえます。
輪行袋に入れる
自転車を電車内に持ち込む際、タイヤなどを取り外して輪行袋と呼ばれる専用の袋に入れる必要があります。輪行袋に入れた自転車は、別料金が掛からず電車内に持ち込めるケースが多いです。
電動キックボードについても、折りたたんだ状態で輪行袋に入れることで電車内に持ち込みやすくなります。輪行袋は電動キックボードのメーカーが純正で販売している場合があるので、それを購入すると良いでしょう。
電車内に持ち込みやすい電動キックボードの一覧
公道走行可能なものを紹介します。
BLAZE KICKBOARD EV Lite
重さ19.5Kgと、20Kgを下回る重量の電動キックボードです。公道走行可能な電動キックボードとしては最軽量水準で、もちろん折りたたみも可能なので電車内に持ち込んでの移動に最適な電動キックボードといえます。
モーターは350Wと電動キックボードとしては平均的(大手シェアサービスの機体と同水準)で、タイヤサイズも平均的なので、電動キックボードとしての使い勝手にも優れる一台です。
また、バッテリーが取り外し可能なので帰宅後の充電もしやすいという利点もあります。価格も98,780円~とお手頃な一台です。愛知県に本社を置くメーカーが販売しています(大手美容機器メーカー、MTGのグループ会社)