日本でも徐々に広まりつつある電動キックボードのシェアリング・レンタルサービス。その一覧や利用方法を分かりやすく解説します。
電動キックボードシェアリングの一覧
一覧比較表
サービス名 | 料金 | エリア |
---|---|---|
Luup | 初乗り100円/10分 10分以降 15円/分 | 東京23区の一部と、大阪市 渋谷、新宿、品川 港、目黒、世田谷など |
movicle | 初乗り250円/10分 以降200円/10分 | 東京都港区 |
Luup
シェアサイクルサービスなどを手掛けてきたスタートアップ企業です。2021年4月下旬から都内でヘルメット着用任意、車道に加えて自転車レーンも走行可能(歩道は通行不可)な電動キックボードのシェアリングサービスの提供を開始します。
これまでにも電動キックボードのシェアリングサービスの実証実験を重ね、自社で企画した電動キックボードを貸し出します。現時点では国内では最も先を進んだ電動キックボードのシェアリングサービスです。
movicle
東京都港区で電動キックボードのシェアサービスを提供しています。営業時間は9~20時。
原付き規格、ヘルメット要着用の電動キックボードの貸し出しを行っています。
シェアリングサービスの利用方法
事前に用意するもの
電動キックボードのシェアリングサービスを利用するにあたって、事前に用意が必要なものを紹介します。
- 運転免許
- アプリへの登録
- クレジットカード
運転免許については、普通自動車運転免許があれば基本的にOKです。Luupは小型特殊自動車、モビクルは原付き扱いですがいずれも普通自動車運転免許で運転が可能です。
電動キックボードシェアの利用手順
いずれのサービスも、アプリから予約などの管理を行います。また、利用にあたって事前にアプリから免許証の登録などが必要となります。
利用手順としては、アプリから予約後、電動キックボードが設置されたポートに行き、電動キックボードの車体にあるQRコードをアプリで読み込むか記載された番号をアプリに入力するという手順です。
Luupの場合、返却予定のポートの予約も必要です。返却地は後から変更も可能です。
費用はいくらかかるの?
Luupの利用料金を時間ごとに紹介します。
時間 | 概算料金 |
---|---|
10分 | 100円 |
30分 | 400円 |
60分 | 850円 |
基本的に短距離、短時間の移動に利用するサービスなので、1回あたり数百円かかるイメージです。バスや地下鉄に乗るのと変わらないくらいの料金というイメージをもつと良いと思います。月額パックや長時間利用用の定額パックが提供されている場合もあるので、長時間の場合はそのようなプランを利用するとお得です。例えばLuupだと6時間750円、12時間1000円のプランがあります。
年会費や登録費用は基本的に発生しません。